葛唄攻略感想

物語

「その唄を聴いた者は死ぬ」

屋上から女子高生が集団で飛び降り自殺をし、それを彼女たち自らが嬉々として中継を行うという凄惨な事件が起きた。「沢月奏」は友人「灰字由宇」と動画投稿サイト、SNSを駆使し、「女子高生集団自殺中継事件」の真相を追う。調査の中で彼らは事件の裏側にその唄がある事に辿り着く。(公式より)

野次馬根性で事件現場に行き、偶然自殺した女子高生のスマホを拾い、壁紙に残されたメッセージを知ることで、彼女が本当は何を言いたかったのかを調べることを決める。

序盤は比較的穏やかに進む。年下だが頼れる知識と情報網、人当たりの良さを生かせる由宇と、幼馴染でありインディーズアイドルののぞみとその親友の早紀も加え、事件を追う。

だがある動画が配信されてから若者による凶行、自殺者が増加。

日常は音を立てて崩れていく。

自殺なんてするはずのない友人たちの死により心が折れかける奏。自身でもよくわからない義務感のようなものに酔っぱらうことで無理やりにでも立ち上がる。スクリーンショット (42)

大元となる動画の削除には成功するが、何故か動画は残り続けていて、最後は奏自身も…。

スクリーンショット (51)

総評

ジャンル的には全年齢のホラーゲームであるが、普通のギャルゲ、エロゲだったとしても通じるビジュアル、声優も一部エロゲで聞き覚えのある声だったりして馴染みやすい。

しかし、なまじ絵がきれいだからこそ、内臓が飛び出しているようなグロいシーンはグロい。ホラーが得意、というわけではないが、過去に祝姫の表現は乗り越えているのである程度は大丈夫だけれど、苦手な人は注意したほうがいいかも知れない。まあ当然ながら、買う時点でホラー要素は織り込み済みで買うだろうから余計なお世話かもしれないが。

主人公はパッケージ絵やタイトルのような表情だとクール系かと思っていたけれど、イメージと違い少し馬鹿っぽく、主人公らしい良い性格だった。絶望した時の演技等も真に迫るものがあった。

製品のボリュームとしてはかなり短い。1980円ならばこんなものなのだろうか。少し長い体験版といった風だ。

該当データの動画を徹底的に駆逐した結果一応の収束をみたが、謎は何一つ解決していない。動画を拡散させた人物も何かに突き動かされたものなのか、ただ単に物語上で語っていたように元々の人間性によるものなのか。動画の端々に映りこんでいる着物の少女。呪いに間違いなく関連しているだろうが、何一つ分からずじまい。他にも、過去にも同様の、始まりは歌である出来事もあったようだが、詳しくは語られず。呪いにかかる具体的な条件は?その起源は?

スクリーンショット (49)

奏に接触しようとした霊能師水上(テキストのみでビジュアル、ボイスともになし)と、ラスト数行分の登場に終わるはるかという女子高生、この二人が次回作の登場人物だろうか。スクリーンショット (48)

この一作だけで評価するのは難しい。

正直、前後編の前編といった風ではなく、プロローグのように感じる。核心に触れるようなことは少なく、ただ翻弄されて終わった。序破急の序。起承転結の起なのか。何部作予定なのか知る由もないのだが、完結まできちんと描いて欲しい。

 

 

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