サイコロジックラブコメディ攻略感想

物語

君がしあわせから外れたとき、僕たちはループする。

ここではないどこか、今ではないいつか。 記憶を失った状態で目覚めた少年、平柏陽希。
同じ境遇の少女・ユイカと出会い、彼らはある秘密を共有することになる。
直後、再び意識を失う2人。

目覚めた先は、数日前に戻った世界だった。 高い壁に囲まれた学園地区、
特殊な能力を持つ少年少女、
陽希とユイカに課せられる義務。
次々に起こる状況に困惑しながらも、学園生活へ順応していく。

しばらくの後、彼らは行動を開始する。
秘密を共有する協力者として。

そして、陽希の”しあわせ”と世界のループが直結していることを知る。

彼らはなぜ記憶を失ってしまったのか、
世界はなぜループしているのか、
そしてーーしあわせはどこにあるのか。(公式より引用)

まず初めに言えることは、この作品はループ物でありながらループ自体は物語を構成する一つの要素でしかなく、本題は幸せを追い求めることである。

というものも、ループを終わらせることを目的とするのではなく、ループをできる限り回避するよう生活することを心がけるだけだからだ。

ただ、ループをしないために、問題が起きた際に消極的な関わり方をして安全を確保するか、それとも積極的に関わり問題を解決することで安全を確保するか。その二択を迫られることになる。

ループしているという実感も薄い。言うなれば、場面が変わった際に違う世界線に移ったと言った方が正しい気がした。

そもそも幸せから外れるという条件自体があいまいなものであり、陽希自身も半信半疑な部分もある。

ループの際に記憶を保持するのも主人公の陽希ではなく、ヒロインのユイカであることも重要なところだ。

陽希の知らずの内に幾度もループし、特殊な力を操るカナリアの学園で幸せで在ろうとする。

たとえ歪なものであっても。

理想を追い求め、絶望した末の選択はたとえどんなものであっても責めることはできない。

システム

スクリーンショット (1555).png

まずこの作品の大きな点は、セーブ&ロードがないことだ。

だがしかし心配はご無用。

PRESENT01から46までに別れており、一つ一つはかなり短く、また選択肢なしの一本道であるためセーブの必要はそれほどなく、またサスペンド機能搭載で区切りがつけやすい。

初めはかなり不便に思ったけれど、これはこれで悪くないと感じた。

スクリーンショット (1556)

そしてこちらコンフィグ画面。同人作品にしてはかなりやれることが多い。

とはいえ基本的にテキストスピードの調整くらいしか変更はしないのだが。

音楽

主人公が記憶喪失であり、自身の、そして世界の謎を探るので不穏な感じのBGMが多く印象に残った。

OPであり、EDでも使われた楽曲は引き込まれるものがある。

この作品を象徴する良い曲だった。ぜひ一度OPデモムービーを見てみて欲しい。

総評

一見するとバッドエンドの展開。しかしそれも一つの幸せの形だった。

中盤までの展開も、締め方も、賛否両論ありそう。

主人公が記憶喪失系の作品は主人公自身、また周りの人物も重大な秘密が隠されているものであるためそこのところを考えながらプレイしていた。

同人作品ながら高水準にまとまっており、ヒロイン三人の声優も花澤さくらさん、柚原みうさん、御子神猫さんと聞いたことのある方たちばかり。

同人作品にしては少しばかり高めの値段設定だったが十分読み応えのある作品だった。

ただ、絵に騙されることなかれ。Hシーンは和姦ばかりではなく、ヒロインを道具として扱うような展開、またヒロインに責められる展開もあり耐性の低い方にはキツイものもあるかも知れない。各シーン短めなのが悪いところであり良いところか。(十分エロかったとは思うが)

総じて、複雑であり鬱展開も続くが、幸せというものについて考えさせられる作品。

安易に人に勧められる作品ではないけれど、是非とも他の人の解釈、感じ方を知りたいところ。

 

 

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中