今回は体験版なので好き勝手、まとまりなく書いていくのでご容赦を。
タイトルに捻くれモノとあるように、主人公である夷隅祐一郎は捻くれもの。
もちろん部活にも入っておらず、クラスの親睦会と称した、カラオケやファミレスにも行かず(誘われず)、ネットの大型掲示板でレスバトルをふっかけて逃げたり、つぶやきったーで同級生の不祥事を探して時間を潰す。
そんな祐一郎をみかねた理事長兼親戚の観月に弱み(内申点)を握られ、強制的に部活動、青春俱楽部へ入部させられる。
活動内容は、青春すること。
理事長直属のクラブ活動であり、理事長の課するミッションを遂行すること。ファーストミッション、部員集めからスタート。
ここからマップに切り替わり、校内を移動していくこととなる。
校内各所を回り、なんとか部員(ヒロインズ)を集めた。しかしこれではミッションコンプリートにはならない。顧問勧誘が残っているのだ。顧問を引き受けてくれそうな先生でまず浮かんだのは担任であり数学教師の館山先生。
そして裏暴きMODEに移行。正攻法である言葉から始まり、会話を重ねるうちに徐々に弱みとなるものを握る。いい加減な性格の教師であるからこその失言だが、めんどうがりながらも顧問を引き受けてくれることになる。
こうしてファーストミッションはコンプリート。
青春倶楽部発足と相成る。
しかし、しばらくの間何も命じられることはなく、無意味で退屈な時間を過ごすことになる。毎日放課後になると部室へ集まり、各々好きなこと(暇つぶし)をしている。
そうじている間に日々は流れ、何が楽しいのか分からない球技大会の日。当然のごとくさぼり、校内を回り部員たちの各競技の様子を見ていく。
それぞれが、それぞれの立場で、この球技大会を過ごしていた。
別に活躍は出来なくとも。空回りでも。……対して必要とされなくても。
青春俱楽部のあいつらは、あいつらなりに、過ごしていた。
別にいつもと変わらない、なーんにもない一日。
相変わらずクソみたいな一日。
だけど、あいつらにとっては、そうじゃないのか。そうだとしたら……悔しい。
その後、相変わらず部室で無意味な時間を過ごす日々、しびれをきらしていたころ、ようやく青春俱楽部に活動らしい活動が与えられる。
痴漢ならぬ痴女の正体を暴くこと。セカンドミッションのスタートである。
生徒への聞き込み、男子更衣室での張り込み等の活動を経て、痴女騒動の、誤解から始まった意外な真相へとたどり着く。そして報酬であるプール開き前の一番乗りでの使用(その前にプール掃除)!
プール掃除なんて普通は絶対やりたくないのに。
今までなったことのない気持ちになっていた。
表向きの目的はプール掃除だが、全員が楽しんでいた。
総評
最高に捻くれている主人公だが、同じタイプの主人公としてやはり俺の青春ラブコメは間違っている。の比企谷八幡が思い浮かんでしまう。バカっぽさのあるピンク髪の由比ヶ浜のようなヒロインもいるし。スクールカーストを必要以上に気にしている思考も似ている気がする。
必要以上に気にすることはないけれど、どうしても無意識に比べてしまい、良い部分の差と悪い部分の差を感じてしまいそうだ。
システム面ではこだわっている部分が多々ある。
面白い選択肢で、バッドエンドが多数。バッドだとわかりつつも思わず選んで反応をみてみたくなってしまう。間違えたら理事長先生の放課後ティールームへ。ありがたーいお話を聴ける。
さらには、追い込み、説得するための裏暴きMODE。学生ならではの期末試験等々さまざまなゲーム要素がふんだんにある。もう少し詳しくは公式サイトにて。
体験版のおまけモードでは期末試験のイージーモードとハードモードがプレイできる。思いのほか面白いのでぜひ一度プレイしてみて欲しい。(画像はイージーモード)。
体験版でプレイできるHシーンは各キャラ1シーンずつ。
エロさは一般的?かなぁと思う。
クールな美人コミュ障、毒舌爆乳ストーカー、純情乙女処女ビッチ、後輩系恋バナゲロイン、学園鬼畜幼女と個性的なヒロインズ。
その中でも後輩キャラが一番好み。
サブキャラも多く、キャラの濃いキャラが多い。体験版範囲では見られなかったが、タイトル画面の、材木座っぽい男子生徒が面白そうなキャラしてそうな予感。
タイトルに、裏表(リバーシブル)とあるので、個別ルートに入ってから見せるヒロインたちの新しい一面にも期待したい。