幻創のイデア攻略感想

物語

7年前に起きた“ナグルファルの夜”という現象。
同時に巨大な空間の裂け目が発生し、二次災害をもたらした現実。
……その日から夜空には“オーロラ”が現れるようになった。

かつてこの国の首都と呼ばれた部分は地殻変動の影響を受け大打撃を受けたが、
都市機能の中枢を担う町ごと移動させ、その機能の回復は順調に進み
今や7年前とほとんど見た目が変わらない程までに復興を成し遂げた。

都市としての機能を取り戻した“新市街”に住む主人公。
まだ爪痕を残す“旧市街”に住む主人公。

二人の偶然に見える宿命の出会いが、この先に待っている数奇な運命を繰り広げていく。

(公式より)

この物語はおよそ七日間の物語。あり得たかも知れない未来。なにもかもが終わってしまった後の、二人の衝突の場面から物語は始まる。全てはこの結末を避けるために。

優真と赫。二人の視点が度々変わりながら展開される。赫の日常が、心が少しずつ変わり始めたとき。優真の日常が、取り巻く現状が劇的に変わったとき。ナグルファルの夜の、真実の物語が創られる。

七日間の二日目の終わりまでが共通部分。それでから視点選択となる。この視点選択が唯一の選択肢。あとは流れに沿って、優真サイドではなる、リノンと。赫サイドではノエルと美月と大きく関わりを持つことになる。スクリーンショット (520).pngスクリーンショット (521).png人格との因縁を決着させる物語があった。夢と現実の区別がつかず、全てが作り物に思えた少女は眠ることを覚えた。

復讐との因縁を決着させる物語があった。不毛な負の連鎖を断ち切った勇気ある少女は、再び生み出す道を歩き始めた。

まやかしである世界。その世界に平等な心で接し、心を溶かした。

そして七年前の出来事。ノエルが隠していた、赫が忘れていた過去。それらを思い出すきっかけを得たとき、優真と赫の物語が交わりだす。

七年前から追い続けた夢に終止符を打ち、過去の最悪の結末を回避し、一人の少女を助けた。掴んだものは、求めたものとはわずかに違うが、かけがえのない家族の団欒。過去との決別、そして未来に目を向けることを考え、これから生きていく。スクリーンショット (516)スクリーンショット (518).png

総評

久々にプレイした燃えゲーに分類される作品。シナリオはもちろん大いに満足。熱い戦闘が多かったけれど、個人的にはもう少し冷静な頭脳戦のようなものが欲しかったかもしれない。優真と赫では、赫が冷静なタイプであるが、心の内には熱いものもあり、決して冷めているわけではない。二人の主人公であるからこそもっと正反対と言ってもいいほどの対比だったら良かった……かな。

戦闘主体であるからこそ、数少ない日常シーンが映える。古今東西ゲームをしながら遊ぶこの場面が一番安心した。スクリーンショット (523).png

スクリーンショット (508)

またエピローグによるHシーン補完と少しばかりの後日談によりすっきりと終わらせられた。小さな一歩の後の納得のいく結末。本編とは違い、デレ成分の多い超最強様。ヒロインたちと、主人公たちの成長した部分が多く見られた。

総じて、登場人物全体に物語があり、誰が欠けたとしても成り立たない、そんな作品は自分の好みとするところ。敵であったトゥエルブ、サーティーン、零二も印象深いし、探偵業の江神善太郎もいい味だしてた。そして、ルージュ。相対したときの絶望感と、その生き方。主人公やヒロイン以外にも物語を彩る魅力的な登場人物が多かった。

 

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