向日葵の教会と長い夏休み攻略感想

物語

明日葉陽介は八年ぶりに帰ってきた。朧白教会へ、あるいは向日葵の教会へ。

取り壊されてしまう教会を前に、ボロボロになっていた思い出の場所を再生していく。

明るく爽やかで、しかし切ない、ひと夏の物語。

攻略推奨は金剛石orルカ、詠、ヒナ。この形が一番しっくりくると思う。

ルカルート

月子ちゃん提案の元の村起こし。それにみんなで取り組む一方、陽介宛に迷惑メールともとれる不審なメールが届く。最初はいたずらじみていたが、だんだんと無視できない内容に。それはいたずらとも、嫉妬とも、怪奇現象ともとれるもの。このことをきっかけに、ルカの想い、陽介の想い、互いの幼少期の想いと向き合うことになる。それはルカだけに見える、親友との出会いと別れの物語。スクリーンショット (452)再会直後から好意だだもれのヒロイン。年下だけれどお姉さんぶりたい、世話焼きの女の子。

こういったてんぱった顔。大好きでした。スクリーンショット (453).png

金剛石ルート

村の名士である朧白家。過保護にすぎる金剛石への扱い。交際を認めてもらうための試験。いわゆるお家騒動である。幼少期の苦い経験。自身すら忘れていた約束。それを思い起こさせてくれたのは不思議なモノ。親子が一歩ずつ理解し、歩み寄るための物語。

軟禁状態にある金剛石へ会うためにボロボロになりながら邸へ向かう陽介。この場でのやりとりと、深夜のデート。夜にしか満足に会えない二人というのはロマンチックでいいですなぁ。スクリーンショット (455)

詠ルート

始めは一人だった陽介。それが一人と一匹となり、やがてそれは二人と一匹となる。二人と一匹の、それぞれ少しだけ違うけれど、同じ願い。向日葵畑での、もう失われてしまったはずの、おとぎ話。この世界に絡みついた言葉をたどって、たどって、紡いだ言葉が物語になる。紡がれた言葉が、死者に手向けられる。スクリーンショット (457)スクリーンショット (462)

全ては思いがけない再会から始まっていた。朧白に伝わる祭りの元となる話。多くの伏線回収。この手の話には自分も弱い。間違いなくシナリオ的には一番だろう。

ヒナルート

陽介と同じ部分もある境遇。純真無垢な性格の最年少ヒロイン。ヒナが母親に捨てられた理由を求める陽介。思い描くものと違った現実。それを受け、ヒナを愛する決意を固める。陽介たち朧白聖歌隊の、長い夏休みからのその後を描く。母娘と、父子の絆を描いた物語。

あの頃からの想い。スクリーンショット (459).png

そして実った想い。本当の家族へ。スクリーンショット (460)

詠ルート後でないと攻略できないルートだけあってトゥルーともとれるルート。もう一匹の家族であるヨミの存在や10年後の朧白聖歌隊の仲間たち、ヒナの友人の市子ちゃん等、それぞれがあわさって良い物語となった。まさに大団円。

総評

変わらないもの、変わっていくものがあった。それは故郷である朧白の景観であり、かつての秘密基地であり、かつての仲間たちとの関係でもあった。どこか年の割に達観しているともとれる言葉も多かったが、考えさせられる言葉、表現も多くあった。夏を代表する良き雰囲気ゲー。

ただヒロインとの問題解決の後にHシーン連続という形式はあんまり好きじゃなかったかな。ヒロインとのありきたりだが、待ち望んでいた日常というものも得難くすばらしいものではあるのだが。

総じて、ギャグ方面には少し弱いけれど、優しい雰囲気、音楽がすばらしく、是非夏にプレイしてほしい作品と感じた。

以上、攻略にそれなりの日数をかけてしまったが、向日葵の教会と長い夏休みの感想でした。ありがとうございました。

 

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